2016年10月21日金曜日

冬色のはじまり

初雪はまず根雪にはならないから、街も、庭も、ほとんど雪は残っていないが、遠景に見える山は若干白く光っている。
野草は、雪をいただかなくとも、さっと倒れて、ずいぶんと冬景色は進んだ。
庭を駆けるわんこは、倒れた草の茎をしがんでいる。

ちょいと覗いてみたかった百均に出かけて、小さなボトルを買う。
スーパーの広いフロアも回るが、特に食指の動くものなし。
近所まで戻って寄ったコンビニでは、なじみの店員がおでんの仕込みに精励中。
雪も降ったし、さっそく売れ筋だ。

冬の滑りやすい道や停めにくい駐車場を考えれば、バス&ウォークが無難だ。
今年の冬は、緩くないかもしれない。
ロシアが、某海底の光ケーブルをいじっているという情報も流れているし、きな臭さも一段とレベルがあがっている雰囲気だ。
庶民には出来ることの乏しい危機ゆえ、ひたすら念仏を唱える寒空となろうか。

興味は、だいぶ万年筆から離れ、いまは漬物造りにシフトしている。
ジップロックやビニール袋の消費が進行している。
シンプルな作法が好きなので、ネット検索もそういう眼での比較でレシピを合成する。
量、手間、その他、自分の条件に即フィットすることは少なく、味付けも己の好みがあれば、創作料理的な発想は必須となる。

このところ、うちなか探検をするのも好きで、あまり使わない箱に入ったものの再検品や死角になっているスペースのチェックなどで、いろいろな退蔵品やデッドスペースを発見する。
様々なツールを調達したがるくせに、上手でもないのに、包丁一本が好きなので、ほぼ新品で鎮座ましている。
便利なものはリスクも大きく、使った後の手入れも大変だが、自分の手でぼちぼちやれば、大抵のことはできるようになる。
失敗しながら、ゆっくりカスタマイゼーションするのが、おもしろい。

この冬は、そういう自己流を進めることになりそうだ。

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