2016年10月20日木曜日

小雨を日差しが温める日和

雷雨は朝だけで終わったが、その後はキツネの嫁入りのような天気が続いている。

今朝も買いそろえたいものがあったので、朝早くからバザールに向かった。
仕入れておいた方がいいと備忘したものは、まがりなりにみんな揃った。

もう今月は、停電でも起こって冷蔵庫の中のモノを腐らせない限り、買い物なしでも暮らせそうなストック状態になった。
別に、買い物フェチでもないし、何が大好きでということもない人間だから、このまま出不精で月を越してもいいかもしれない。
図書室も、このところちょいとペースを落としてもいいなとも思いだしているので、うちなかインキュベーションがいいかもしれない。

朝の買い物前にカーラジオで聴いた話。
北海道の五十代半ばで定年退官した自衛官が、道の駅に興味を持ちスタッフ募集に応募。
客からの問いかけにしっかり応えたくて、休日を道内の道の駅をすべて踏破したという。
噂が噂を呼んで、問いかけも急増したという。
第二の人生を、何か惹かれる物事に惹きつけられて生きるのも、なかなか楽しいだろう。
いまは、温泉地の踏破もスタートしているという。

自分は何が興味かというと、特になし。
突っ込みや、意味ありと承知する突っ込まれは嫌いではないが、自己目的的なディベイトや込み入った話は、もはや卒業と心得ている。
まあ、いまのところ切羽詰まった感じでなく、淡々と日々に身辺整理するのは大好きだが、拘泥がない。
だから、いつまで、どこまでどうしようということがない。
日々あらたに、こっちの方がいいなと、少しレイアウト変更や断捨離を進める程度だ。

どこまでどう伸長するだろうと自己確認するのは楽しみにしているが、お気楽極楽となれば、どっちゃでもいい話だ。
それでも面白いのは、ささやかな発見が一日にひとつくらいはあって、また視点をちょいとずらすと展望も少しよくなることだ。
細胞や組織では、実にせわしないピッチでミクロの物質循環が行われているのに、その総体である意識や全体運動は、実にのんびりしたものだ。
あまりせわしなくせずに、淡々滔々と動いた方が、実があっていいように思う。

この辺りのあわいも、生きているうちに、もう少し意味が見えてくるのだろうか。
今日は午睡なしで、いろいろとやっているうちに、ぼちぼちとおやつの時間。
少し血糖を上げてドロージーに向かおうか、それともスパイシーなものでもいただいてシャキッとするか。

ゆっくりと考えながら過ごしてみよう。

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