2016年10月14日金曜日

料理の鉄人

近所のスーパーにも、もうひとつのスーパーにも、鉄鍋、鉄フライパンはない。

みんなテフロン加工だの、マーベル加工だの、こちらの望まぬ加工品ばかり。

一縷の望みで向かったDIY店。
ちゃんとあった。

テフロン加工だの、何加工だのの数倍の値段だが、長期使用しようとするツール、それでも安いものだ。

空焼き指示を履行し、上薬を除去し、油炒めでプライミング。
無事望み通りの態勢を整えた。

ちょいとこだわりの作業を終えると、すでにもう夕方だ。
いつものようにロシア民謡の「一週間」~♪を思い出す。

並行して、パーカーとプラチナの万年筆を多色に彩り、お絵かきも楽しむ。
プラチナのシリーズは、一本たったの200円だ。
もちろん、コピーなどと同じく、本体をただ同然、それをポータルに消耗品市場を目指す、いまは当たり前になっているデフレビジネスモデルだが、それでもありがたい。

アンテナと自己工夫をうまくつなげれば、昔ならば一桁二桁大きいコストのかかった愉悦にひたることができる。
なべを買ったDIY店でも、地場の南蛮を売っていたので、買い来て冷凍庫に保存する。
たった百円あまりで、新鮮な辛みを得られた。
いつもの朝市では、隣国産の自称オーガニック薬味を売っているが、某元野党(O)党首の如く、能書きが全く信用のできないごたくと認識しているので、こういうはっきり自分の目で確かめられる良品との邂逅は実にうれしい。

料理だけでなく、鉄人を目指したいと思う週末である。

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