2016年10月23日日曜日

冬構え

近所のおやじさんが、庭の冬構えに余念がない。
うちは枝折れを心配する植木もないし、己やペットの耐寒ライフスタイル以外に腐心することなし。

庭遊びでも、長く立っていると、ずいぶん冷えてくる。
サッサと遊ばせて、そうそうに撤退する。

ストーブを焚く時間もずいぶんと長くなった。
衣類は、しっかりと冬モードに衣替え。
外回りの格好も、そのときそのときでしっかり検討しないといけない。

夜具も、電気アンカを引っ張り出し、毛布類も総動員体制をとる。
重いものが嫌いなので、足を温めて、カイマキやマフラーで凍れに対する。
例年とは、さほど変わらないものの、昔よりは微積分を意識するようになっている。

室内は、常に温め、水も湯も頻繁に使うので、水落しはしないが、外の散水栓は水落しをしておかないと凍結の危険がある。
夜が明けたら、さっそくしておこう。
思ったときにしておかないと、根雪まで失念して、結果で慌てる可能性がある。

平尾氏や田部井氏の訃報に、この時代にしては少し早すぎる印象はあるも、長いだけがよいわけでもなし、自分も十分に生きた自覚あり、特に人生の冬構えはなし。
今日は、衆院補選の日だが、投票締め切りですぐ結果は出る。
政経の冬の季節を予感し、かつ冬構えの必要性も感じつつ、自分で読める範囲で、もうどうでもいいやの感じも強い。
三島由紀夫が、核が炸裂しようと、この星の造形がどうなるかのほか興味なしと云ったほどの耽美主義者ではないものの、瑠璃ばあさんほどの「リアリスト」でもなく、いわゆるリアリズムなど、クソだ。
わが敬愛する亡T教授も、天下国家でリアリズムで、嫁には御用聞きと出奔された。
専門知なんぞ、その程度のもの。

冬の空気のピリリ感は、夏のクソ暑い熱気よりも好きな部分もあり。
四季の味わい深い風土に生きることができて、実に幸せである。

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