2016年10月10日月曜日

ユニバーサルデザイン

スーパーで買いきた「おばあちゃんのぽたぽた焼」と「白雪せんべい」、ともに子供やお年寄りの好物だ。
これがいい。
味がいいのは、オッサンが好んで購買するくらいで、もちろんだが、気配りがいい。
開封のため、この○印を持って両方に引けばスムースに開きますの表記である。
従来から気になっていた食品の重装備。
買ったはいいが、力の弱い人間には、開けられない。
イソップの鶴と狼のディナー状態になる。
簡単に開いても、毒の入れられない、中身が漏れない知恵や技術は、技術立国のわが国にはあふれるほどある。

今日のテレフォン人生相談は、就活負け型の娘の話。
回答者のプロは、現代的な獅子の子落としを示す。
これも現代のユニバーサルデザインだ。
上手に甘ったれ娘に引導を渡す。
せっかく良回答を得た母親のわかっていない過保護を、パーソナリティの女医が重ねていさめる。
わが国の過保護風景がうかびあがる。

ネット知己医療者の書き込み。
お上の政策や方針の転変を歯がゆそうに語るが、転変の激しいこの時代、政策当局も国民各位も転々する、君子豹変するはデフォ。
国を過介入と非難する一方で、依存心も異常に大である。
このセンセイに限らず、どの業界でも少なくない矛盾の姿。
この時代、ユニバーサルデザインを目指して、御託を並べて論じるご本尊もしっかり進むべし。

自立自律は、この時代の国際基準。
そこでグローカルにユニバーサルデザインをいかに設計するかが、現代的課題だ。

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