2016年10月6日木曜日

寿司ざんまい(再)

朝の外回りから帰ると、数枚のチラシが入っている。

その中に、宅配寿司の新規開店の広告を発見する。
地元発の新参で、回転寿司と宅配寿司を展開中らしい。

このエリアには、一軒半独占の店があるが、あまり好感が持てず、久しく頼んでいない。
ちょいとクレームを入れた際も、実におざなりだった。

今回の新規参入店は、新規ゆえ未だ注文経験もないが、好感が持てる。
ひとつは、容器がディスポであること。
これが縁のなくなった店が嫌だった。
扱いが汚い、回収も適当、いろいろと想像すると次に注文する気が萎えた。

もうひとつは、発信力。
ホームページをみると、仕入れの姿その他をスタッフのblog形式で、しっかり見える化をはかっている。
できること、できないことの方針宣明もクリアだ。

今度頼むとすれば、もちろんこちらだ。
まあ食べ物に限らず、モノやサービスは、頼んでみないと、思い入れだけでは、まっとうな評価はできない。

そんな触発もあって、今日も昼の買い物に出かけたスーパーのテナントの回転寿司に裏を返した。
相変わらず美味い。
仕上げに頼んだ三平汁も、にんじんも、じゃがいもも、硬くなく、かといって煮すぎて煮崩れすることもなく、味も濃くなく薄くなく、自分ではとても作れないほどよさだ。
それで百円台の廉価だから、味の満足感だけでなく、調理の想像力を刺激されるところ大である。
飲食費に授業料と認識すれば、実に安い。

自分のはんかくさいところとは妥協しながら、ニッチのすご旨に魅了される幸福。
このざんまいは、上手に味わっていきたい。

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