2016年10月15日土曜日

風に吹かれて~♪

夕方外回りを思案しながら、タイミング合わせに庭遊び。
ポカポカ日向だが、日陰に入ると暑くもなく寒くもなく丁度良い。

やぶ蚊風の飛行を現認。
うちなかのショウジョウバエたちは、生ごみ出自ゆえうちなかが大好きで、窓を大きく開けても出て行かない。
飛ぶ姿も蚊と蠅は大いに違う。
みんな、これまでの長い故事来歴に合わせて生きている。

昨日みつけたタンポポの花も、今日はもう見えない。
まあ、なじかわ知らねど、咲いてみようと思った時節の花だったのだろう。
動植物、人間のわかったような「理解」を超えて、ひたすら自己表現に励んでいる。
花には、次世代を遠距離に飛ばすミッションがあるから、咲いただけで大仕事だ。

わんこらも、遠くに連れて行くことは、ずいぶんと減ったが、狭いドッグランで好きに遊んでいる。
こちらも、できるだけ不介入で、その風景鑑賞を楽しんでいる。
人間も、ペットも、高度の管理社会に生きるをデフォにされているので、ささやかな自然を楽しんで暮らしている。
逝った仔のように、朝走って夕に斃れることもあり、それは管理社会でも変わらない。

ところで、今朝は、月尾名誉教授の変わり種科学者キャベンディッシュの一代記講義を聴く。
ノーベル賞のない時代の人物だが、あれば五つほど受賞しただろう天才だ。
しかし、人嫌いで業績も、気ままに自分だけの研究ノートに書きためただけ。
現代社会は、公費で研究し、インセンティブなければ人はなかなか動かないから、この方のようにあるのが理想とも思わない。
ただ、より現代に近いダーウィンやファーブルも科学のエスプリの塊のような人だが、キャベンディッシュほどではないが、やはり超俗の人である。
何億年という歴史をサバイブしてきた生き物が、そう簡単に自家薬篭中のモノと思い込むのは、阿呆っぽいことこの上ない。
科学生業も管理社会にうまく対峙できないと淘汰されるだけ。

さて、今日もちょいと運動不足だから、少し歩いてみようか。
ランダムウォークが大好きだ。


 

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