2016年10月8日土曜日

マルチメディアの時代

別にITだけの話でない。

実は、病院や施設のライバルは、コンビニやバス・地下鉄である。
マンションから下に降りたら、コンビニがあり、停留所があるようなところが人気だ。

後者には、またライバルあり。
ネット通販や宅配サービスである。
そもそも出向く必要がない。

現代社会は、こういう競合、利便性の切磋琢磨で動いている。
まさにこれらの曼陀羅絵図が現実だ。
読めないと供給側も受給側もすたる。

SNSでネット知己らが、シャッター街と大型郊外店の話をしていた。
シャッター街も食えなくてシャッターを下ろしているわけではない。
時代が要求しなくなったので従来の生業は手じまいして、年金や他の収入で優雅に暮らしている人々がほとんどだ。
大型店も、古い何でも屋の百貨店やスーパーは潰れている。
サバイブするところは、専門店をテナントに入れて、時流に敏感である。
また、シャッター街から少し離れたところに、超専門的でニッチなお店がしっかり稼働していたりする。
ここも曼陀羅絵図である。

仕事と趣味もしかり。
すでに、貧困層が肥満で困る時代であり、食える食えないで仕事を選ばない。
若い人に限らず、速い時流に三年程度で転職する向きが多い。
好きなことは、趣味にした方が好きにできる。
老いの手慰みだけでなく、若者もその傾向が顕著だ。
趣味もネットワークができたり、自分なりの極め方をしたくなると、仕事に転化することもよくあるようになってきている。

人生の黄昏に、マルチメディア的時代を生きる幸か不幸か。
とりあえず、時代は無視できないというだけのことである。

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