2016年9月22日木曜日

秋いろいろ

お彼岸で、陽の落ちるのもかなりはやくなり、夕べは少し肌寒い。
だが、まだストーブを焚くほどのことはない。

9月の半ばとなれば、今年もあと三か月あまり、100日だ。
日々の雑事にまぎれていると、時は走馬灯のように去っていく。

人生が、諸事の味わいのすべてとすれば、ほぼ平らげたアイスクリームの器に残った小塊をいじましく掻きとって吸っているようなものか。
特に今まで味わったことのないようなストレンジなテイストではないが、こんな味わい方は初めてゆえ、面白がる値打ちはある。

さて、本来の味覚の秋だが、主夫的感覚が沁みつき、特別に手をかけて旬の味覚を味わおうというような気持に乏しい。
安価で、加工に面倒でない素材に出会い、偶然に創作意欲を刺激するような稀有な機会に遭遇すればトライもありだが、もともとそういう意欲は強くない。

今日明日と図書室が休みなので、外回りの必要性は乏しい。
冷蔵庫の掃除に徹するか、それともコンビニ程度へは動こうか。

春夏秋冬、どの季節にあっても、このように日々のベーシックなロジスティック以上のモチベーションに乏しい。
まあ、日常性というのは、そういうものだろう。

とりわけ秋だからどうのこうのということのない推移である。

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