2016年9月8日木曜日

ものの進め方

今日のテレフォン人生相談は、20年前に知人におごってもらった酒代を、その知人を世話をしているという人士から返してやってくれないかと欺罔か恐喝かわからないが迫られている男性の法律相談だ。
回答者の大迫弁護士女史は、男女問題などでは男性に厳しかったりするが、今日のようなシンプルな債権取り立てをよそおった詐欺っぽい事件には、贈与で債務なし、債権特定なし、時効を挙げて、気持ちよくアシストしていた。
こういう人士には、近づくとやばいので、あずかった書類なども書留で郵送すればいい。
万一筋悪事件を引き受ける弁護士などがいたり、あるいは本人訴訟で、訴状でも来たら、上記の否認や抗弁を記載した答弁書を提出すれば、相手が勝てる見込みは乏しいとの、普通の弁護士ならだれでもこういうだろうといったインストラクションだった。

世も無理無体でフーリガンを敢行するこういう連中も増えて、「善良な」小市民は当惑することが少なくない。
敢然と自己防衛を実行する際は、善良な小市民など貫徹できない。
また、そうすべきでもない。
文字通り敢然と自己防衛の立ち居振舞るまいをしなければならない。

ところで、建具屋さんの修理スタッフが、来られる前に、シャツのボタンを縫い付ける。
わんこが小さいころに噛んで、半分になったり、ボタンが取れてしまったものだ。
二着分補修したかったが、一着分のボタンしかなく後に先送り、あとは庭と玄関の掃除でウェイティングタイムを過ごす。

ひとつひとつ緩急や過不足を確かめながら進める。
仕事もプライベートも、天下国家もみな同じ。

少々のバリアーは、クリアーしたときの喜びに転じる。
また愉しからずや。

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