2016年11月8日火曜日

世界で一つだけの花~♪

雪が雨に変わって降っている。
予想どおり根雪にならずに融けそうだ。
今朝は雪かきしようかとも思っていたが、サボることにした。

朝一庭遊びで、少し雨に濡れたので、ストーブで暖まりながら、音楽や対談の整理を楽しんでいる。
自分のライフスタイルを想い返しながら、単身あるいは孤族の時代性を痛感する。

好きな時間に寝て起きて、好きに身辺整理ができる。
これが、partnerなんぞいれば、やはり気を使わなければならない。
自分の好きな歌も物語も、やれトラウマだ、ハラスメントだと、隠れ家でエディターしなければならない。

ワンコらには、舐めるような愛情を注ぐが、人間のようにこういう点では頓着が要らない。
もちろん、動物だって、トラウマもあり、怯えて鳴くときは、抱きしめてやるが、ストレートに向き合えるので、人間より愛しやすい。

人間だって、心が通じ、殺されようと惚れ込みうる機序は、我が身に仄かに温存されているが、一丁噛みさえ躊躇した方がよいと思うことが殆どだ。

いまや一億総活躍が標榜されるなか、みんな世界で一つだけの花の如く咲けよかしが建前だが、肝心の歌い手だって四分五裂する現実や本音が立ちはだかる。

また、お調子者は、俺あたしは大事な花だから、まわりは平伏しろと来る。
バカいうんじゃない、介護する人間だって、身上の事務を司る人間だって、みんなそれぞれ一つだけの花だ。
しまいに、そんなうつけは消してしまえとなったり、実際にそこまでしなくとも死んじゃえなんて吠えるうつけも出てくる。

そこで、デフレと希薄な人間関係が許される現代とて、賢しいのは老若男女とわず、静かにひとり天国を楽しむ。
自由と依存は完全なトレードオフでもないが、まあこのままじゃ孤独死だなと感じても、下手な施設やスタッフに世話になると獄死も覚悟せねばと気付けば、そのままを続ける。
慌てて宗旨がえなんぞすれば、後妻業の怖いエージェントが腐るほどトロール操業している。

ということで、楽しいような寂しいような現代社会。
なにかいいことないか子猫ちゃん?

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