2016年11月27日日曜日

ローカル路線バス乗り継ぎの旅

数センチの雪でおおわれた朝の庭。
ワンコらは喜び庭駆け回る。
新雪は走りやすいので、疾走を繰り返す。
飼い主は失踪しないように足踏みしながら側だちする。

暖かい部屋に戻りyoutubeをのぞくと、テレ東のバス乗り継ぎ旅の新バージョンがreleaseされている。
大川蛭子コンビはコメンテーターに転じて評論している。
彼らは、新春号を最後に卒業だそうだ。

新しいコンビは、俳優の田中要次&芥川賞作家の羽田圭介、新版初代マドンナは元AKB48の宮澤佐江で、旧メンバーと一味違って面白い。
熱海から金沢まで路線バスのみ四日間で踏破するという企画だが、人が代わればtasteも変わる。

途中わが人生の何分の一かを過ごしたareaが登場する。
懐かしの風景も登場するが、もちろんビターなepisodeも浮かんでくる。

現在個性派俳優の田中さんは、元国鉄の保線マンで、バスが途中で停まった塩尻の保線区で勤務していたという。
人生は、旅に似る。
まさか保線区で働いていた頃には、後に俳優になって番組収録で再訪するとは想像していなかっただろうが、まさかはどころで逢ってもおかしくない。
蛭子さんの惚けた味も面白いが、若手作家氏も元グループアイドルもその言動そのものが芸で面白い

番組自体は、少しout of fashionである。
一番は、帯同していいのは、マップ程度で、情弱型出たとこ勝負型の旅だけにしている。
すべて事前調査でわかったり、行程を仕込めば、面白味はhappening性の欠如で、ずいぶんと品落ちするだろうから、ある意味で当然の制約である。
しかし、似たような旅を素人の視聴者がtryするとすれば、スマホ、タブレット、モバイルPC等の情報端末を持たない方が稀だろう。
ネット検索すれば、乗り継ぎの具合などの精度はずいぶんとあがる。

もちろん、不慮の状況変化まで考慮すれば、ネット情報などあくまで参考で、まさかは常につきまとう。
番組でも活写されるのは、案内窓口の担当者の教示が必ずしも当たらなかったりで、うまくバスを乗り継げたり、逆に乗れるはずが徒歩を余儀なくされるシーンである。

与えられた情報を受けることと、自分で例外やまさかを絡めていくのは、各位各人の仕事である。
SNSでも、諸氏の珍論の開陳を自分の言葉で、リテラシーで料理して、modifyの上整理するのをtrainingにしている。
Zの走狗のようなエコノミストやデフレの意味を理解できない学者は、実行すれば失業者の溢れるような経済言説を垂れ流す。
徴兵制論議は、すでに世界のout of fashionで、この高度化してwell trainedの熟練スタッフ以外は、防諜や破壊工作に多大な労力を要するゆえに、選択肢から外れている現況を理解できず、アナクロに膾を吹いたり、侵略者のプロパガンダに奔走する勢力に利用されている。
安全保障論議も、旧来のバッジシステム時代から、アメリカの宇宙開発や水面下モニタリングと連動し、これらのシステムも宇宙ステーションの協同運用に見られるように米ロので出来レースで動いているのに、右も左もそういう冷厳な前提抜きで非常にファンタジー中心の議論を振り回っている。
年金国会に至っては、年金額決定にデフレや給与水準をlinkさせるという当たり前の法改正を、今すぐ年金三割カットのようなデマゴギーを振り回す詐術得意の代表の野党がクソのような演出で高い国費で運営されている議会をスラプスティックにかき回している。

まあ、常民のわれとしては、旅の終わりに、冠二郎とデュエットして、近場回りに徹することとする。

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