2016年11月4日金曜日

春夏秋冬

夜のストーブ稼働のリリーフに、電気ストーブを動かしてみた。
一年間ご無沙汰だったが支障なく動く。
冬の始動準備また一つ進む。

ところで春夏秋冬~♪は、確か泉谷しげるの歌だったっけ。
ボブ・ディランほどではないが、叙事を通してリリックに叙情を顕した秀作だ。
ネット検索して久しぶりに聴いてみる。

未だ冬の始まりなんていっても知れたもの。
極寒の日々の身の縮め方に比べれば大したことはない。

それはそうとして、この時代、一日々々が厳しい。

寒さも寒さだが、暑い日なんぞは、この夏も大変だった。
エアコンを稼働させ、水分摂取に気を付けないと、すぐに熱中症にやられてしまいそうな日が、飽きもせず続いたのを覚えている。
エアコンの活躍がまたヒートアイランドの熱暑をさらに加速し、現代社会の苛酷さや無惨さを痛感させる。

まさに、一億総活躍社会ならぬ、一億総サバイバルゲーム社会を実感する。
うまく待避疎開しないと、すぐにpurgeされる。

下手な病院や施設にご縁ができると、毒を盛られたり、勝手なマーシーキリングの対象にされかねない。
desperateになった年寄りや被害妄想たっぷりの若者のtargetになると、自爆テロや通り魔的加害の標的になってしまう。

夢や希望でなく、ミニマムリクワイアーメントがこれだから、少なからぬ人々がもうこの世からドロップアウトしたいってなるのもわからなくもない。

そんな時代なれど、ディランや泉谷の吟詠に接すると、それはそれで小さなカタルシスを得ることができる。
どんな時代も、哀惜感たっぷりに抒情にひたることは可能だ。

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