2016年11月1日火曜日

趣味の問題

プリペイドSIMのリチャージに気が急いて、最近店舗端末で番号の買えるようになったコンビニ店に赴く。
無事追い焚きの薪を放り込むことが出来てスッキリとする。
ただ、メインPCの混線で、二社の使用実績通知サイト表示が混乱してしまう。
最近とみにパフォーマンスが向上したリリーフ機で繋ぐと、ちゃんと出る。
監督として、出番を備忘して終える。

このようにマッチングというのは微妙だ。

わが亡き親友は、クラシックの大ファンだった。
よく曲や指揮者の蘊蓄を聞かされた。
高価なチケットに財布が持たんとぼやきながらコンサートに行くのが生き甲斐のようだった。
そんな嗜好の全くない自分は、ひたすら聞くばかりだったが蘊蓄話を聞くのは嫌いではなかった。
この歳になって、蘊蓄がたまることはないものの、クラシック音楽を聞くのは大好きで、BGMにしているyoutubeでも半分は音楽になっている。
しかし、それでも自分の中でも、TPOで快適な音楽とすぐに番組を変えたくなる音楽もある。

他人様を観ていても、同じジャズが好きと云っても、賑やかなのがお好きな方もいれば、ブルースっぽいのがお好きな方もいる。
ミュージカルは好きだが、オペラは好まぬという人もいる。

趣味嗜好なら、お互いにくさし合う程度で済むが、これがイデオロギーや宗教なら、ただですまなくなる。
内ゲバが殺戮の修羅場をまねくように、似て少々違うところが近親憎悪的感情対立を生むことが多い。
八百万の民の我々も、酒席でも政治と宗教と野球の贔屓チームの話は控えた方が無難というノウハウがあった。
いまやネット時代に、人の口に戸が立たないどころか、火付けに精励して炎上する、させるが、珍しくなくなってきている。

そういう時代的変化もあれば、ささやかな人生経験も加わって、プレゼントも控えるようになった。
こんな本を知らないかと問われれば、アマゾンで検索してプレゼントすることもあるが、頼まれもせずに、本やDVDなどを贈れば、趣味に合わなければ迷惑である。
実際に、献本など始末に困る経験もすれば、基本自制的であるのがよい。

そんなことを考えつつ、今日は自分の趣味のために、大型百均店に出向く予定である。
天上天下唯我独尊をデフレの世で楽しむ。
ミクロではありがたい話である。

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