2016年11月26日土曜日

シンギュラリティ大笑い

要は、AIが進んで極致に至れば、人の知は淘汰され切るということか。
嘘つけ。

今も大統領選の予想が何故裏切られたかの議論を聴いているが、AかBかの議論はどちらにでも転ぶ。
明日死ぬという「正しい」予測があれば、人々の行動は影響を受けて、死ぬはずのない人が死んで、生きるはずの人が死ぬ。
アナウンス効果なんて、ハムレットの生きるべきか死すべきかのseriousな問題でなくとも、ちょいと考えればわかる話ではある。

AIに自由に語らせたらヒトラー礼賛の本音を語りだしたので実験を中止したというエピソードがある。
シンギュラリティーを超えたら占い師はみんな失業者になるのか?
少し思考力のある皆さんは各位でご検討あれ。

今日も、SNSで知己学者や知己医者のアレアレのご託宣を聞く。
すでに先史と歴史の境目から出ている議論だ。
捕らぬ狸の皮算用、わがえの売り声、こんなもので先史以来来ている世界が、シンギュラリティで全く異質な世界に変貌するとは思えない。

われわれは矛盾と悲喜劇を変わることなく運命付けられた生き物と思われる。

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