2015年9月27日日曜日

お庭でピョコピョコかくれんぼ~♪

母親役がえらく吠える。
何か異変があったかと耳を澄ませるが特に異状は感知せず。
しばらくでおさまった。

何十分かすると兄貴分がドアのそばでソワソワ。
ちょうど部屋を出る用事ができたので、ドアをあけると、末っ子のお転婆がポーカーフェイスで入ってくる。

何かの機会に部屋の外に出て、るんるん一人遊びしていたよう。
お転婆だけでなく、肝も太い。
もって生まれた素因か、末っ子で育った短いながらも生育歴によるものか。
そんなことは誰にもわからないが、こういう性格の子との遭遇ははじめてだ。
なかなかhappy。

こういうほのぼの前振りの後で、無粋な話だが、ストラグルの話。
著名法人と著名幹部の懲戒解雇問題。
ともに個性の強い当事者の、単なる労働問題でもない、ヘゲモニーの握り合い色の強いという意味では広義の「政治性」を帯有する少々変わった事件である。

ここで個別具体的に論評する立場でないので、別の視点からの言及。
それはなにかというと、「ナンバー2は必ず消される」。
母校の政治思想史の教授であられた勝田吉太郎先生が、「諸君」に書かれた論文の表題。
手短にいうと、ナンバー2は必ずトップの目障りで、忌憚に触れ、路線闘争等々でトップにpurgeされるという内容。
確かに、最近でも北朝鮮の青年領主様のおじさんが壮絶な処刑されたといわれる事例があった。
毛沢東の側近周恩来のように無難に天寿を全うする例は、共産主義国家などでは稀有といっていいだろう。

切る方も楽でない。
ヒトラーも暗殺未遂は一桁ではすまなかった。
ナンバー2でもpurgeされるくらいだから、しもじもだってアンチパシーは醸成される。
習近平氏も政敵の暗殺に非常に警戒的に動いている話が飛び交っている。

個人がクーデター的に暗殺されるだけでなく、国家や組織の崩壊の危機ともなる。
今回の懲戒解雇事件も、プロファイリングする材料は、いずれと思わせる形でずいぶん広がっていたが、人生も、組織も、まさかの坂はどこにでもある。
決めつけずに見ないとわからないこと多々である。

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