2015年9月2日水曜日

ええじゃないかええじゃないか~♪

エンブレム問題には、もともとartに興味の深まらない性格から、騒ぎを傍観するばかりだが、法的なことども、人の動きには興味はなくはない。

先日彼が助言したとクレジットの入った医療系研究会のポスターをみたが、ペコちゃんが使われている。
その質感から、このご仁はパロディー作家のようなものかと気付いた。
不二家の同意があれば別に問題はないのだろうが、パロディー作家は知的財産権訴訟の当事者によくなる。
美術に限らず、例えば替歌なんぞでは本家の忌憚に触れて禁を伝えられてもやってしまったりで緩くはない。

ところで、この件で理研騒動を思い出した。
あちらは発明発見の話だが、トリッキーに花火打ち上げたらボロが出て、その始末に上や下への大騒ぎとなった。
死人まで出て、飽きるほど騒がれたあげく、うやむやで燻っている。
ロゴの方は使わないはいいが、法的責任などどう落とし前がつくのかわからないが、オリンピックなんぞも利権まみれのイベントゆえ箱モノ問題と同じく迷走するのだろう。

まあ強くインボルブされる事柄なら結構力を入れて継続的に考えてもいくのだろうが、そうでもない色々についてはどっちでもいいだろうが多数派である。
飢えだ飢饉だの生きるのが容易でない時代でも、ええじゃないかええじゃないかとおかげまいりで空気を抜いた国民性。
別にネット時代だからというだけでなく、人々は一丁噛みで適当に騒いで、適当につきものが落ちて、くそ面白くもない、あるいは楽しみ見つけりゃ結構楽しいじゃんの日常性をrefrainするのだろう。

この頃は、そう感じてええじゃないかええじゃないか~♪よりはtoneの低い、まあいいかでスルーするように推移している。
おかげまいりにどこに詣るって、八百万の国でも信心に乏しいやつがれ、呑もうと呑むまいとフラフラと倒れぬ程度にランダムウオークが気持ちいい。

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