親から「愚鈍の掌」と戒めを書かれた手足だが、意識して動かしているといろいろと習熟することは可能だ。
このところ、愚鈍なりに手足の動きがまずまずなので、自己満足している。
ここからは、自分のことでなく、他人様の逸話。
硫黄島の激戦で「散るぞ悲しき」と言い残して総指揮官の任務を全うされた栗林中将の姿を描いた梯久実子さんが、孤高の作家丸山健二氏の作庭を取材したときのことだ。
質問を発しようとする梯氏に「みてればわかる」といい放ったという。
確かにみてればわかること、しっかり見て考えないとわからないことが多いにもかかわらず、安易に聞けばいいのスタンスをとる人が多い。
いくら丁寧に教えてもらっても、教えられた方がじっくりしっかり考えないと、わからないことが多い。
ここのところ、その辺りを意識して動いているが、ホンに愚鈍ではある。
愚鈍でも、考えてやり続けると、ホンの少しずつだが、向上していく。
諦めずにやること続けるだろう。
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