2017年5月21日日曜日

塀の上の蟻

庭遊びで、塀の上を往来する蟻に気付く。
たかが20~30メートルの距離に数匹一生懸命走っている。
土の上を右往左往するのは、よく見かけるが、わざわざ塀の上に登って往来するのがいるのだ。

複数居ても仲間でないらしく、素知らぬ顔で行き交う。
垂直に壁を降りる者もいて、墜落の恐怖心はないようだ。
一部の蟻にとって、面白いfieldになっている。

わんこや草、その他の季節の移り変わりに加えて、塀の上の蟻の生態観察が関心に加わった。
人も蟻も不可思議な生態だ。
決して単純に説明可能なありようでない。

ファーブルや養老先生は、若くからこうして観察して暮らしてこられたのだろう。
もちろん、ダーウィンや福岡先生のように、理屈も加えてきらびやかな方々もいる。
こちらは、何に出来るわけでもないが、遅まきながら、やっとこ気づいた。

塀の上を駆け回る元気はないが、じっくり見てみよう。

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