久し振りに夜半の月を発見する。
昨日までも出ていたのか、雲に隠れていたのかは知らず。
仮に自分が漁師の子供だったら、月齢についても知悉していたかもしれない。
しかし、わが月についてのリテラシーは非常に低い。
理屈を見聞きするのは古代の人より豊富でありながら、得心するだけの見識は非常に低い。
情けないことではあるが、現代人の、否己のありようとしてはかくのごとく。
まあ、現代人のありようとしてはこんなもんだ。
いずれにせよ、月は決まりきった路線で営々と地球の周りを回っているようだ。
微妙な位置変化、運動変化はあるようだが、我らの日常に比すればネグリジブルのようである。
世界はこのような確かに回っている。
その安定感を愛でつつ、今日も早い朝をアプリシエイトする。
今日もありがたい。
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