2016年12月17日土曜日

イソップ童話

「鶴とオオカミ」と「鶴とキツネ」を混同していた。
ネットで修正された知識は以下の通りである。

いずれにせよ、今回の日露交渉ばかりでない。
また、トランプshiftの話でもない。
大昔から、世知は辛く厳然と存在するという再確認だ。

「鶴とオオカミ」

一匹のオオカミが、捕えたウサギを食べているうちに、ひょいと骨を 喉に、ひっかけてしまった。オオカミは苦しがって、駆けまわりながら、「この骨をぬいてくれた者には、うんとお礼をする。」と云った。すると一羽の鶴が、「では私が抜いてあげましょう。」と云って、その長いくちばしを、オオカミの口のなかへ突っこんで、うまく骨を抜きとってやった。そこで鶴は、「さあオオカミさん、約束のお礼を下さい。」と言うと、やれやれと喉をさすっていたオオカミは、急に目をむいて、「何だと、もう一度云ってみろ、この欲ばりめ、貴様はおれの口の中から、無事にその嘴を抜けたことを、この上もないお礼だと思わないのか、さっさと逃げないと、噛み殺すぞ。」と云い放った。

「鶴とキツネ」

意地悪好きのキツネが鶴に「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出した。鶴はクチバシが長いため飲めない。それを見ながらキツネはおいしそうにスープを飲む。

しばらく後、鶴はキツネに「先日はご馳走をありがとう、今度は私がご馳走するからいらっしゃい」と言って、訪れたキツネに細長い壺に入れた肉を差し出す。キツネは嘴がないのでそれを食べられない。それを見ながら鶴はおいしそうに嘴で中の肉をつまんで食べる。


地球が狭くなっても、ネットが隆盛すれど、ありようはさほど変わらない。

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