武智歌舞伎の武智鉄二さんの本で少し教わった。
時節の花という考え方があったように覚えていたので、
世阿弥は時節感当という造語で表現している。
タイミングの重要性をいう。
幕が上がって、観客にピッタリの訴求性、演技でないといけない。
このところ考えているのは、相手のいる演劇論や実践論でなく、
わが体内の細胞や組織は、
それがなくなることを死という。
意識無意識を別として、われが我として立ち居振る舞えるのは、
もちろん、
このところの暮らしも、時節の花占いに忙しい。
凍れる日が続くので、
雪かきに靴下などが濡れるので、それを機会に洗濯も頻回になる。
水は貴重な資源だが、水道凍結の防止になるので、
雪かきも、手順や全体イメージが大事だ。
ピントを外すと、自招危難的な思わぬreverse effectが発生する。
こういうことは、失敗してみないとわからない。
また、世阿弥は、時々の初心忘れるべからずとも云っている。
人は日々歳をとり、とどまることはない。
日々初心は更新の必要がある。
とりわけ、老後の初心忘れるべからずとことあげしている。
老齢期にはじめて遭遇するTPOがある。
本人も体力気力の初体験は、若年期より厳しくなって、
今日もない知恵をしぼって、
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