2016年12月3日土曜日

詰将棋

AIカンニングが話題だが、実際の対局はむつかしい。
プロでも二歩もあれば、凡庸な失着もある。

今日は、コンサルティングで、長考に及ぶ。
どうも座りが悪いと感じる手順には、さまざまな問題が伏在する。

クライアントが安全パイと考えていても、こちらには違った手筋もある。
顧問先か、一見さんかでも大いに違う。
顧問料だけでなく、関与の態様が異なる。
一見で独自の正義論を滔々と展開される方には、敬して遠ざける対応となる。
コンサルティングでなくとも、そういう関係性はあやうい。
よほどの啓示でもなければ、道でそういうナンパをしかけられれば、99.9パーセントの方は腰を引く。
座りが大事である。

長いお付き合いだからといって道程は容易なわけではない。
その一言で、ああそういうことだったのかということはよくある。
プロファイリングにプロファイリングを重ね、ラポールの寸詰めを的確にしていけないと、まちがう。
総合技術から総合芸術的展望や展開が必要となる。

しかし、それがミッションだと覚悟したところで、これらの総合性が試されること自体は喜ぶべきだろう。
課題もなく、ただのうのうと惰眠をむさぼってよいという人生は、つまらぬといえばつまらぬ。

そういうことを思いつつ、次のステップに向かう。

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