2017年3月23日木曜日

いまだに降ったようだワイ

朝の景色は真っ白だ。
塀の雪で見ると、五センチくらい積もっている。
まあ、例年あることではあるが、この冬の雪降りは激烈でしつこい。
ちょいと踏みしめてきたが、昼にポカポカしたらすぐに融けてしまいそうな雪質ではある。

寒くて面倒なのでお籠りしようか、それとも陽が出てぬるんだら徘徊してみようか?
時間に合わせて花占いしてみよう。
雪を忌みながら、どこかで雪を好いている。
真っ白な雪が全てを覆ってシンシンとするところが素敵だ。

ワンコらも同じ。
冷たいと震えたり、すぐに戻りたがりながら、次に出ようかというとルンルンする。
わが雪への憧憬とさも似たりだ。
遅れてきた入植者、屯田兵も時間が経てば、苛酷な北都も住めば都に変じる。

さて、雪だ何だと言いながら、すぐに春はくる。
こうして行ったり来たりしながら、瞬く間にサクラの季節に移る。
今年のサクラは、どう咲いて散っていくのだろう。
歳時記通りの日々に追われて、その日暮らしも悪くない。

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