2015年8月6日木曜日

微妙な違い~♪

暑さもこころもち和らいだかなと思えど、緩いかというとさほどでもない。
熱射を浴びた後はやはりcoolingに励む。
まあ冷たいものを渇望することがなくなったので、心身的にはだいぶ楽になっているはずである。

少しずつ還暦後の手習いを続けていると、古くて新しいテーマに遭遇する。
初見ではないが、人生一応一回りしてくると、やはりそうか、あるいは実はそういう意味なんだと、ミラーボールに光があたるように、いろいろな様子にみえる。
この辺りが面白い。
現代的な目で見ると、どうしても量子力学や複雑系的発想で、確率論的に事象を読もうとするし、これを現象学だ、構造主義だと眺めても、情報社会では読みは多義的、裏表になりやすい。
そこに矛盾論に思いを馳せたり、般若心経の色即是空空即是色など唱えれば、どっちでもいい前に、どっちに転ぶやらきわどい現実が見えてくる。

まあ、歴史でも、処世でも、故事来歴でも、レバタラの宝庫であることを思えば、八方目までいかなくとも、複眼的によい意味で適当を指向するのがよいのかもしれない。

そういう根問いをしているうちにヤツを過ぎた。

この程度の曖昧模糊な充実感がこの暑さには丁度よいように思う。

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