2015年8月27日木曜日

変わり目

落語の替わり目は、酔っ払った旦那が車屋やうどん屋にぐだをまいた挙げ句、女房にオマージュを捧げるほのぼの系の噺だが、このところの変わり目はあずましくない(当地の言葉でのんびりしない)。

dマガジンという週刊誌十羽ひとからげ、一山いくらならぬ突っ込み定額のサービスがある。
ほんの雑誌一冊の値段で、登録されている雑誌が読み放題。

このところ週刊文春が入った。
いまも読み終えたがもう買わない。
ただしお得感はない。
記事のトーンが古く、スキャンダルも浅く、まあ映画でいえば寅さんをいまたっぷり見せられる感じ。
一昔なら面白くもなくはなかったが、いまや出がらしの感が強い。
たぶんしばらくしてつぶれるのではないかと思う。
朝日系なんぞは、ネットのこのようなサイトでも見ない。
目が疲れるだけ損。

他人事で言ってるが、これは大変な時代。
弁護士の惨状は公知となってきており、法務依頼のクライシスも来ている。
医者も近いと見ている。
中国の事故で、中堅実務家が多分粛清や隠蔽のため拘束されているのに比べればまだましかもしれないが、医者も責任ばかり重く報われること乏しくなれば、弁護士の如く崩壊や逃散が当たり前になろう。
自分などはセミリタイア期に入ったからこんなことを言っていられるが、若い人たちは緩くない。

女房へのオマージュ、子産み子育ても、落語の如く酔っても楽でない。
これも終わっているからアウトでもあるが、あえて容喙すると、あまりに大変そうで気の毒。

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