2015年8月11日火曜日

暑さ根問い

朝夕少し涼感が出てきた。
しかし、自分にとって猛暑感はあまり緩んでいない。
したがってエアコン等々対猛暑手段もレベルを落としていない。

これに対して当地の暑さなど知れたもの、関東関西の暑さに比べたら知れたもの。
そういう意見もある。
確かに彼の地に比べたら避暑地レベルではあろう。
しかし、今日も歩いてみて、暮らしてみて、楽かと云えば決してそれほど緩いことはない。

冷房の効かない熱射のアスファルト上を歩けば、十数分で汗だくどころかめまいのしそうなダウン寸前の状態に陥る。
大したことはないというご仁が、エアコンの下、あるいは車などクーラーのきく環境で動いているかといえば、必ずしもそうでない。
炎天下でトライアスロンを完遂する人々をみれば、体質や練度によって猛暑に強い人々もいることもわかる。

ただ、自分が暑さに弱いことをみとめるにせよ、やはり限度を越えた暑さだと思う。
実際に熱中症で倒れる人々が少なくないことをみれば、人がナチュラルに生活できるラインは優に超えていることは間違いない。

そしてこれは悪循環である。
クーリングすればするほど、外には熱気が排出される。
いえば自縄自縛、自業自得、悪循環ではあるが、各人がサバイバルを図れば必然的に起こってしまう事態で、これを逃れることは至難の業である。

超限戦なんてエゴイスティックで、ある意味非常にミゼラブルな考えが振り回される時代に、もっとベイシックな生存環境の確保で各人超限戦を余儀なくされるただいま。

逃れようがないものの、ホンに情けない時代よねえなどと自嘲を深める昼下りではある。

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