2015年8月29日土曜日

形あるもの皆滅ぶ

電話機がおかしいの気付く。
着信が途絶えた。
受話器を挙げると発信音が聞こえる。
お盆のこととてセールスも売り込みファックスもないのだろうと気にしなかった。
盆明けもかわらずで、スマホからコールしてもならない。
キャリアの相談窓口とああでもないこうでもないと検証作業やってみると、端末装置まではちゃんとひかりは来ている。
あとは電話線の劣化か電話機の基板劣化。
ネットで調べてみたら、電話機のおシャカも多い。
痛いが緊急にrecoverさせないといけない。
休みもすることがあってめでたい、徒然草の牛の焼死じゃあないが、電話機でよかった、持ち主じゃなくてと一応言ってみる。

理屈で色即是空と唱えてもダメ、ネットで他人様の故障を読んでも所詮他人事。
自分で経験してみるとわかる。

はなしをあえて曲げて敷衍すると、医者の世間狭さ。
ネット知己の某青年ドクター。
学生の頃から知っている。
真面目な篤学派で、東洋医学も勉強して鍼灸なんぞにまで興味を持っている。
ところが、医者になってかなり経つと、どうも医者のカルト性セクト性に毒されるのか、それとも世間の本音建前などと触れる余裕がなくなるのか、狭く平板の粗がみえる。
昨日もそれは純医学的問題でなく、行政問題だよと示唆しても、自分たちのバイアスはみえないよう。
特に働き盛りは加速度的にそうなっていく。
これも年取れば変わったりもする。
ネット知己の某ドクターなど、自身が闘病されてずいぶん質感が変わった。
立場変われば、酸いも甘いも味わえる。
味あわされる。
puddingは食べてみないとわからないという哲学者の言葉どおり。

ということで、今日は自分が滅ばないように修復工事がmission。

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