急転ではある。
クーラーをつけっぱなせば、やはりこのところの話題通りはいかず、電気代は倍増じゃわいとごちているところに、ストーブが要るまではいかないが、ずいぶんと肌寒いほどの涼しさに転じた。
お盆も過ぎれば、特におかしいわけでもないのだが、尋常ならざる暑さだと辟易していたところでストンと環境が変わったので当惑気味なんだろう。
雨もあっての涼しさなので、外回りは少々不自由。
それでもこの程度ならうれしさが勝るか。
ライフスタイルを少々変えた夏なので、あえて無頓着に波に乗ってみた。
徒労に終わるか、ささやかな自己満足が得られるか、わからないところが面白くもある。
燃えるような暑さの頃には、自分の血も少々熱くなり、涼しくなると、トーンも落ち、少し荷卸しmode、moodになる。
四季の変化に、チクロイドの気質がシンクロしてグラデーションの中を移行していく。
元々自分の時間的推移、歴史の感覚不感症、十分な見当識の余裕のないままに生きることのほかできない体質。
それでも残り少ないという自覚が、その弱点をせっつく。
岩場からの転落時に高速の心像で過去を見せられると聞くが、いまわの際にそんな経験をすることができるのだろうか?
まあ、どちらでも甘受するというところだが。
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