何処をよすがにするかというと、実はない。
天下国家の論も、身辺雑記風のコンテンツも、 確からしさはあるものの、確かではない。
養老御大のいう「自分の壁」もいれると、 これも身贔屓なしとはいかないので、あてにならない。
自分など、当たったことより、 外れたことの多いのに救われて生きているようなものだ。
天下国家の論も、身辺雑記風のコンテンツも、
養老御大のいう「自分の壁」もいれると、
自分など、当たったことより、
それでも、何処かにしばしのアンカリングするとすれば、 人情話だ。
このところ深夜食堂の第四部が面白くて、 Youtubeで楽しんでいる。
これも「ローカル路線バスの旅」と同じく、 世の流れに介入されて、物語のアップデイトは速い。
一昔前なら当たり前にいぢれた話の筋も、 いまやそのままではまずいとなると、 ポリティカルコレクトネスにそわせるのに、 まえふりをひとつ二つ入れて、 ありうべしの話に持っていく必要がある。
このところ深夜食堂の第四部が面白くて、
これも「ローカル路線バスの旅」と同じく、
一昔前なら当たり前にいぢれた話の筋も、
それでも、これが正鵠を射るのは、作者の腕である。
われわれが苛まれている状況そのものを、そのまま描いて、 ホンに大変だよねと落とす。
わたしは、さほどアクティブでも、アグレッシブでもないので、○ ×死ねなどと簡単には吐けないが、それでもネットでは、 ブーメラン現象はいやというほど目の当たりにして、 なるほどとは思う。
逆に、保守派の無理目も目の当たりにして、 自分なりの中庸に留まったりもする。
われわれが苛まれている状況そのものを、そのまま描いて、
わたしは、さほどアクティブでも、アグレッシブでもないので、○
逆に、保守派の無理目も目の当たりにして、
要は、深夜食堂のマスターの如く、 淡々と作っていくほかないということらしい。
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