2017年1月31日火曜日

シンギュラーポイント考

物理や数学の世界では、シンギュラーポイント(特異点)ということがよく云われる。
例えば、水ならば一般的に零度で凍るし、100度で沸騰する。
そこで、固体液体気体と相が変わる。

このところAI(人工知能)とからめて、シンギュラーポイントということもよく云われる。
人工知能が、人知を超えて、人は考える要のない世界に至ると。
これにはもちろん否定論もあって、それはないだろうという論も厳然とある。

わが見解は後者だが、その論議はひとまず置いてクエスチョン多々あり。
AI研究者や礼賛官僚らが、フォーラムを開く。
しかし、それが実現すれば、あんたらも無用の長物として排除されるが、そんなニュアンスはまったく聞こえず、まさに???

話を変えるが、人間はバカである。
バカの壁、死の壁、自分の壁、養老氏に聞かなくても壁だらけだ。
例えば、中国では、本物の人権派弁護士が投獄や拷問に耐えて活動したり、ノーベル賞受賞者が国家転覆罪で服役している中、わが国は最高裁判事の任命
は、憲法に内閣の指名や任命の規定があるのみなのに、推薦出自がどうのこうのの談合論議にうつつをぬかし、また共謀罪も国連要請にも関わらず、成立後適用されるべき団体の活動やプロパガンダ野放しの現況である。

話を再転する。
某SNSで、文系左派の爺様が、迎撃ミサイルは当たらないとシャーシャー。
先日も、中国が宇宙ステーション用に打ち上げたブツが、制御を失って宇宙のデブリになるのか、地上落下か、とにかくショボン状態になったニュースも知らぬのか。
われはシンギュラーポイント否定論者なので、すべてが予想通りなんぞは絶対にあり得ないとは思えど、NASAやJAXAのサイトを見れば、どの程度のレベルで宇宙管理に達しているかは一目瞭然だ。
こういったボケ老人も、死ぬまで躍り忘れず妄言を吐き続けるのだろう。

話を再々転する。
ネトウヨがご都合主義の突出改憲論、医療系護持派も屋上屋の桶屋の寝言。
みんなファンタジーでワガエーの論を突出するが、現実は非常にdelicateであることを知らず。
右も左も真っ暗闇じゃあござんせんかで、円満な現実が担保されたことは一度もないので、悲憤慷慨することはしないが、シンギュラーポイントどころか、現実の想念の世界は、テンキョウインそのものである。

ということで、シンギュラーポイント考も、人間のボチボチの手作り試行錯誤以上に楽な安パイなしが、わが結論である。
つまりは横井庄一さんが云ったとおり「しっかりなやめ」である。

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