2017年1月18日水曜日

葭の髄から天井を覗く

日々の暮らし向きから、世界を思う。
大抵は当たらない。
当たらないことで、どれだけ助かってきたか。
養老氏の言うとおり、起こることも大事だが、起こらないことの意味はより大きい。

ところで、今日はちょいと事務連絡が来たので、肝心のキーパーソンに回す。
個的なことも、ちょっとした揺らぎで、全体を推測する。
これも一種の葭の髄から天井を覗くだが、minimumに動き、責めをふさぐ。
このところ想像力は鋭敏になってきているゆえ、細かいことは特に実に自制的だ。

さて、トランプ氏も、触られただなんだかの女性が提訴したという。
トランプ氏の覚えなく訴えたいくらいのものだの言説への「許せぬ傷ついた」といった先制パンチのようだ。
就任式の警護は、命がかり当然なるも、こういう小文字こそクルーシャルでもある。
どういう流れになるか興味津々だ。

また、習近平も、国際会議でグローバリズムを強調する。
自国通貨破綻に徹底的な糊塗を重ね、既にソ連崩壊時以上の症候を示しつつ、かく突っ張る神経は、さすがにかの国の首領だ。
各国には、親族がすでにアンカリングしている。
トランプとこのお方の最終戦も興味津々だ。

そんなこんなも、自分は埒外のお気楽極楽ではない。
この国際性極大化の時代、カタストローフは甚大だ。
どうなるだろうでは済まず、もろ結果が出る。
豪傑諸氏は勝つの負けるのとかしがましいが、起こる混乱は容易でない。

そういった想像を含めて葭の髄から天井を覗く。
朝夜には月星がさやか。
狭くなっても、ほんに地球は小さな星だ。

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