2017年11月11日土曜日

運鈍根

松阪慶子と加藤健一主演の「椿姫」を見る。
山田洋二さんのrewrite。
何度か観て、やっと少しわかる。

己の動きをみて、トロイと思う。
しかし、それが己の総体なら甘受するほかない。
ただ、他人様をみても、犀利とバカのキメラだ。

総合というのは難しい。
あとになって是非がわかる。
それでも、総合的であらざるを得ない。

まあ、ボチボチとでも動けていることを寿ぐのがいい。
お好みでない、もうひとつと感じるインフルエンスから逃れられることも寿ぐのがいい。
大きく物言うこと自体、変な意味をまとうから、ボソボソと隅がいい。

自分が惹かれるところにデタッチメント。
自分の忌避するところに、ささやかに光を当て、小さく包摂する。
方法論も浮動するので、まあさしあたり行くことだ。

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