2017年2月2日木曜日

トランプ占い

トランプ現象の政治的分析は、手練れの国際政治学者三浦瑠璃氏の次のブログで必要十分と思われるので、以下にリンクする。
http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2017/02/01/145451
山猫日記「トランプ政権誕生12日目」

以下は、わが独断先行的絵解きである。

トランプ氏は、秀逸な政治家である。
阿呆な評論家口は、右も左もトランプは素人だとディスるが、そういう輩の狭い了見を超えて、トランプ氏はまともである。
とりわけ、民主党の引かれ者の小唄、例えばデーブ・スペクターは木村太郎に、モーリー・ロバートソンが高橋洋一に嘲弄されるように、所詮いわゆるliberalのディスりは、ブーメランに過ぎない。

兆単位の資産を持つビジネスマンが、暗殺のリスク承知で立起するのは、当然したたかな政治判断である。
そして、多くの凡庸バカの見逃しているというか、自明の事実の無視どおり、トランプ氏は共和党エスタブリッシュメントを蹴散らして当選した大統領である。

彼自身、移民の息子でありながら、アメリカ回帰で「アメリカファースト」を選んだ理由、それはひとえにポリコレ問題である。
米国人でありながら、「風と共に去りぬ」を見ることができない、クリスマスを祝えない。
辛坊治郎のようなマスゴミは、アメリカのプアホワイトが云々とディスるが、違う。
内外のセンシテシブな取材者は、民主党サイトの取材者さえ、トランプの支持者は、隠れ愛国者であるという。
ハーバードにだって、プリンストンにだって、支持者はたくさんいる。
しかし、カミングアウトすると、グローバリストに狙われる。
実際、オバマ、クリントンらは、マイノリティ擁護の口で、ドメスティック愛国者を討とうとしてきた。
やっとカミングアウトして、大統領令支持のアンケート等でもやっとカミングアウトで多数派になったが、実際就任式前後でもliberalのテロに遭ったトランプ支持者は少なくない。

ところで、冒頭に紹介した三浦瑠璃氏だけでなく、ケントギルバート氏も入国制限の大統領令も、しっかりと宗教と無関係といった規定を置いていると指摘している。
冷静に見れば、犀利なトランプ戦略が透けて見える。

一方、われらが宰相安倍氏は、しっかりと断末魔のお馬鹿質問をうまくかわしているが、当然のことである。
わが国も、しばらくで臨戦態勢に入らなければならない。

しっかり世界占いを続けて行くということになりそうだ。

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