香草窒息未遂事件

他人様の論評どころでない。
事件は己の足下に起こる。

友人とのminivacationを楽しんで帰還し、ワンコらの庭遊びを世話して、なかに入った。
特に腹が減っていたわけではないが、ワンコに調理したついでに手が出た。

それが鶏肉のハーブまぶし。
置いたところまでは覚えている。

入浴前に入った寿司屋でビールを飲み、風呂で暖まり、その影響が残っていたのか、居眠っていた。
気が付くと、部屋中白煙。

しまったと思ったが、遅い。
まず心配したのは、CO中毒だ。

幸いワンコらは生きている。
窓を全開にして、換気扇をフル回転にして、庭に待避した。

ワンコらにも、自分にも麻痺はない。
まずはCO中毒はなさそうだが、家に入っても気味が悪いので、二階にビバーク。

そしてよく考えてみた。
これは、落語の「クシャミ講釈」状態とわかった。
自分自身で客役の二人のように刺激物を焚いて、自分自身が講釈師のようにむせたわけだ。

ということで、事なきは得たが、笑ってはいられない。
他人様を論評しているよりは、己の人生を真摯に生きろ！
事件が、神仏が、教えてくれた啓示のように受け取っている。

貴重な教訓の一日だった。