六無斉もどきblog
2017年12月15日金曜日
歴史とは何か
E・H・カーの「歴史とは何か」読了。
何度目かの通読だが、取り置きのため密林にて引く。
秀逸の一言に尽きる。
歴史家の、また歴史哲学の基本書と言っていい良書だが、
ある意味クソミソに書かれている本業さん達を思い、含み笑い。
また、今も歴史修正主義だなんだと騒いでいる連中も思い、
これも笑うだけでなく、なぜわいてくるかをも思う。
ちょうど人生のテイパリングのときにあたり、
よい餞をいただいた。
碵学への敬意とともに、生き直しに勇気を得る。
グチャグチャの人生であれ、個々人に出来るのは、
それを完遂する事。
先に逝った幼子わんこも時に及んでは毅然としていた。
わが子に学びたい。
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