2015年10月5日月曜日

不思議な不思議

まあ生きていること自体が不思議。
みんな遅かれ早かれ死んじゃう不思議。

個体、集団みんな違うようで似てる。
似てるようで違う。

そんな根本的な成り立ちの不思議を思えば、あとはおまけのようなもの。

それでも、いつものようにあげつらってみる。

ブサヨとネトウヨから揶揄されるサイドの人々。
官邸のサイトその他に口汚い書き込みをいやほど書き込む。
まあ、思想信条の自由、表現の自由の範囲のうちならば、ヘイトスピーチ的な下品さは気持ちよくないが、勝手にしたらとしか思わない。
ただ、捨てアカならば、やり放題と思っているところがお目出度いというか、無知蒙昧。
ちゃんと身元までたどることが可能なことがほとんどだから、匿名なら大丈夫どころか、要注意活動家として公安の名簿作りに協力しているようなもの。
そういうところに頭のいかない不思議。

某医師のSNS書き込みに不思議。
妻が悪性疾患を得て、医学、医療、医療機関の狭間で苦しんで亡くなり、その矛盾を独白もしていたのに、根本的なところで直視しない。
車に、音楽に、何々にと誤魔化し、錯雑なお勉強成果の開陳、自己宣伝に怠りない。
あなたと同じ思いをする人々を拡大再生産するのではという自己省察、反省はないのか?
と問ったところで、肝のところは鉄仮面のようにペルソナに食い込んでいるから、無駄のよう。
しかし、ほんの少し前は、根本的な問題提起や自己批判の意義を少しは留保できる時代でもあったが、いまやそういうことも困難な時代になり果てたのか?
個人、社会の不思議。時代の不思議。

他方、虚飾や自己欺瞞では乗り切れぬ厳しい時代に突入しつつある。
その最先端をいかねばならぬネット知己の怒り、憤りを読む。
まあ様々な足枷に拘束されてきて、体制が追いついていないという現実がある。
他人事っぽい口調としかられるかもしれないが、しっかり怒って体制がためが一歩でも進むよう期待したい。
可愛いお子さんの写真を見ると、強くそう思う。

NYに飛んで戻った辛坊さんの話。
どこもかしこも戒厳令mood、mode。
テロリストの跳梁跋扈する中で世界大戦の予兆もなくはない。
 なにが起こってもおかしくない時節に、スマホや携帯をにらみながら歩く人々。
不思議な不思議な光景ではある。

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