むかし、曽野綾子さんの「誰のために愛するか」という本がベストセラーになった。
愛するというのは、何かの為なのか?
マルクスの「経済哲学手稿」に、君の愛が愛として相手の心に愛を呼ばなければそれはひとつの不幸であるといった感じのサビが出てくる。
まだういういしい頃のロマンチックな論考だが、実際のマルクスはお手伝いさんに手をつけ、不始末をエンゲルスに尻拭いしてもらって、大思想家として名をはせていく。
とかく愛はむつかしい。
人は幸せを求めて愛する。
幸せと幸せを求める人間がはちあわせする。
僕の愛はいま、種を超え、同伴動物に向かっているので、実は人間の臨床にも、獣医学にも、ストレートには向かわない。
ただ、人として生まれ、生き往く運命を自覚すれば、いまここで一番良いと思う手段を選んでいくほかない。
さしあたり、インテリジェンスとしての愛だろう。
私淑から面識を得てコラボに転じたT学兄は、情報薬という。
私も全く同意する。
ということで、愛を求めて、ひとりで~♪みんなで~♪ゆくわあ~♪
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