自分が自分を変人と思うのは、いまのところ自明に思うので措く。
この地の人々はよく口にする。
何がよくって、こんな暮らしにくい土地に住んでんだべ?
そういった近所のばっちゃまも、彼も彼女も、東京から帰ってきた。
雪や凍れは大変だが、ないと淋しくて暮らせない。
そういう人々の集積で、この地はある。
そうでない人々は行きっきりになる。
渡辺淳一しかり、西部ススムしかり。
わが師匠もそのよう。
猫の子か犬の子のように大阪から貰われてきて、この地がよくなって根をはっている。
その弟子になって、こういう知識社会学的風土論にひたっている自分がいる。
ご縁というのは、実にいなものだ。
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